皆さんのお子さんは、自分から進んで学習をするタイプでしょうか。 自分で学習目標を決めて、学習計画をたて、その学習計画通りに実行し、問題があれば改善し、目標達成に向けて再調整しながら邁進する、このように学習を進めることが出来るこどもも中にはいます。 小学校の低学年ではさすがに上記のようなことを自分から行うことは難しいでしょうが、高学年や中学生では出来ることが望ましいです。 このように、自分が学習する一連の内容に主体的に関わって自ら調整する能力、すなわち「自ら学ぶ力」は養うことが出来るものでしょうか。 こども自身が持つ資質によるものでしょうか、それとも親から譲り受ける遺伝的な要素が関係しているのでしょうか。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 主体的な学習意欲 自分から学習しようとしないこと … [もっと読む...] about こどもに自信をつけさせるためにあなたが出来ること
親の接し方
問題解決能力を育くむには
学校でもご家庭でも、また仕事現場でも、常に大小さまざまな問題が発生します。人は常に発生する問題に対処しながら生きていくものだといっても過言ではありません。 社会人となってからは、指示を受けて作業を行うだけのような人間は必要なく、問題を解決できる能力、もっと言えば問題自体を定義し、それを解決できる人材が求められます。 問題解決とは、これまで対峙したことのない事柄に対し、未知の内容を自ら探求し、新たな知識として習得することともいえます。 このような「問題解決能力」はどのように育むことが出来るのでしょうか。 何か特殊な訓練が必要なのでしょうか。 また、学校教育ではどのようにこの能力向上に向けて取り組まれているのでしょうか。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 問題解決能力は「生きるための力」 … [もっと読む...] about 問題解決能力を育くむには
こどもの意欲の低さは親の意欲に比例する
皆さんのお子さんのご家庭での学習時間はどの程度でしょうか。こどもの学力は学外学習時間、すなわち塾などの習い事や、ご家庭での学習時間に比例することは、過去の多くの調査結果によりわかっています。 ベネッセ教育総合研究所の調査結果によると、半数程度のこどもが、家庭学習時間が「ほとんどしない」もしくは1時間未満であるのに対し、2時間以上学習するこどもも、小学生で10%程度、中学生で15%程度と、学年が上がるにつれて一定程度存在することがわかっています。 また、同じ調査の中に、家庭での学習時間と学校での学習成績の関係を分析した結果があり、学力と家庭での学習時間に正の相関関係があることが読み取れます。 家庭での学習時間が長いほど、学力が高い傾向にあるということです。 では、こどもの家庭での学習時間は、 … [もっと読む...] about こどもの意欲の低さは親の意欲に比例する
こどもの学力格差を生む要因
近年、こどもの学力格差の問題がいたるところでクローズアップされています。親の社会的格差がそのままこどもに継承されてしまうというのものです。 そのようにして育ったこどもが親となり、再び同様の格差が継承されていく、という負のスパイラルが実際に発生しており、大きな問題として捉えられています。 この問題に対しては、行政側も各種補助金等を厚くするなどの対応をとっており、今後どのように改善されていくのか注目されています。 ただ、文部科学省が実施する全国学力テストの分析内容をみると、小学生の時の学力が、中学生になった時の学力に関係するという結果が見て取れます。 この分析結果は県単位でのものですが、個人にもあてはまります。小学校の低学年の成績がその後の学力と関係があるようです。 学力格差が発生する要因にはどのようなものがあるのでしょうか。今回はそ … [もっと読む...] about こどもの学力格差を生む要因
中学受験であなたがサポートすべきこと
「中学受験は親の受験」と言われるほど、中学受験は親のサポートが多岐にわたり重要です。自分から進んで勉強にはげむお子さんをお持ちの家庭であればそれほど苦労はないのでしょうが、そうではない場合がほとんどなのではないでしょうか。 中学受験に際し、具体的に親がサポートしなければならない内容にはどのようなものがあるのでしょうか。一般的には中学受験の準備を始めるのは小学校4年生からと言われています。その年頃のこどもに受験をする意義をどの様に伝えればよいのかや、学習を進める環境、また学習の進度の管理、どのように励ますべきかなど、支えていく上で考えておかなければならないことは多くあります。 まだ自ら主体的に学習する習慣がついていない年頃のこどもに対し、どのような姿勢で対応してあげればよいのでしょうか。今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと … [もっと読む...] about 中学受験であなたがサポートすべきこと