皆さんは、お子さんが今学習している内容や、その内容をどこまで理解できているかをご存知でしょうか。 きちんと把握されているご家庭も多いと思いますが、お子さんのテストの結果だけを見て、良ければ褒めてあげ、悪ければ「ちゃんと勉強しなさい!」と叱るだけ、というようなことはありませんか? こどもの学習に関しては、ある程度は自主性に任せて、表面的にはグッとこらえてあまり干渉しない方が良いのは事実ですが、まだ「主体的な学び」の境地に至っていないお子さんの場合はそうも言っていられません。 ベネッセホールディングスの調査結果によりますと、小学生の約40パーセント、中学生の約55パーセントが、「上手な勉強のやり方が分からない」と回答しているそうです。 中学生では、成績上位層の約30パーセント、成績下位層では75パーセントが「上手な勉強のやり方が分からない」と答 … [もっと読む...] about 成績を上げるコツ
家庭学習時間
家庭学習の習慣づけと時間
皆さんのお子さんは、ご家庭でどの程度の時間勉強していますでしょうか。 ベネッセ教育総合研究所の調査によると、2015年の小中学生の家庭での学習時間の平均は、小学5年生、中学2年生いずれも90分程度だそうです。 どうでしょう、多いとお感じでしょうか。 … [もっと読む...] about 家庭学習の習慣づけと時間
こどもの意欲の低さは親の意欲に比例する
皆さんのお子さんのご家庭での学習時間はどの程度でしょうか。こどもの学力は学外学習時間、すなわち塾などの習い事や、ご家庭での学習時間に比例することは、過去の多くの調査結果によりわかっています。 ベネッセ教育総合研究所の調査結果によると、半数程度のこどもが、家庭学習時間が「ほとんどしない」もしくは1時間未満であるのに対し、2時間以上学習するこどもも、小学生で10%程度、中学生で15%程度と、学年が上がるにつれて一定程度存在することがわかっています。 また、同じ調査の中に、家庭での学習時間と学校での学習成績の関係を分析した結果があり、学力と家庭での学習時間に正の相関関係があることが読み取れます。 家庭での学習時間が長いほど、学力が高い傾向にあるということです。 では、こどもの家庭での学習時間は、 … [もっと読む...] about こどもの意欲の低さは親の意欲に比例する
こどもの意欲を引き出す言葉
小学校に入学したときは、あんなに目をキラキラ輝かせて勉強を含めて新しいことになんでも興味を示していたのに、最近は学習意欲がなくなったのではないか、という我が子の変化にお悩みをお持ちの方は多いと思います。 中学生においても、小学生だった頃と比較して、なんとなく学習意欲が下がっていると感じる親御さんが多いと思います。 そんな時に親はどのように接していけばよいのでしょうか。 効果的な接し方や、また逆効果となってしまう接し方があるのでしょうか。 こどもの学習意欲と親の教育に対する態度、考え方には関係がある、という研究結果もあります。今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 学習意欲と学力 過去に行われた様々な調査によると、こどもの学習意欲と学力の間には関係があり、学習について肯定 … [もっと読む...] about こどもの意欲を引き出す言葉