以前は学校での出来事などをよく話してくれていたのに、最近はあまり話してくれなくなった。お子さんのこういった変化にお悩みのご家庭は多いと思います。 こどもの年齢が上がるにつれてこういった傾向がみられるようになりますが、これはこどもの成長に伴いある程度仕方のないことなのでしょうか。 ご家庭内で何らかの取り組みを行うことでこどもが話すようになるのでしょうか。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 親は聞き役に徹する こどもが話をしなくなってしまう原因は様々なものが考えられます。ただ、多くの場合は、親がこどもの言動をコントロールしようとしてしまい、こどもが話す機会を無くしている、ということがあります。 こどもが話そうとするときに、親がその内容を否定してしまったり、命令するような対応をとってしまったり … [もっと読む...] about こどもとの会話の必要性
自己肯定感
日本のこどもの意欲の低さ
日本のこどもたちの学力は、一時期に実施された「ゆとり教育」の影響があり、国際的な順位を落としていましたが、近年は見直しが行われ、様々な取り組みにより回復してきています。 以下のグラフは、こどもたちの学力の「読解力」、「数学的リテラシー」、「科学的リテラシー」について、順位と得点を表したものです。 しかし、学力の回復の一方で、学習意欲についてみてみますと、日本のこどもたちは国際平均を大きく下回っていることが、内閣府の調査結果から明らかになっています。 勉強への取り組みには、「自ら学ぶ」という意欲が最も重要です。 自ら考えて解決する能力を磨く、これがこどもを教育する上で一番身につけさせるべき力です。 こどもにいかに自ら考えさせ、それに基づいて行動させるのか、それに伴う学習意欲 … [もっと読む...] about 日本のこどもの意欲の低さ