学習意欲は、学校の成績だけでなく、学校での集団生活など、様々な面で影響を及ぼします。 「やる気がでない」、「勉強したくない」といった学習意欲の問題は、古くから動機付けの観点で研究されてきました。 一般的には、興味や楽しさなどから自発的に取り組む動機づけが「内発的動機づけ」といわれており、 他からの報酬などを必要としないものとされています。 一方、他者からの報酬、懲罰といった自分以外からの指示による動機づけが「外発的動機づけ」とされています。 様々な調査、研究によると、これらの動機づけはこどもの学年により変化することがわかっています。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 「動機づけ」の段階 … [もっと読む...] about 効果的な学習動機づけ
「ユダヤ式勉強法」のススメ
人間の学習能力は、生まれ持った天性のものなのでしょうか、それとも努力の賜物なのでしょうか。 … [もっと読む...] about 「ユダヤ式勉強法」のススメ
自ら学び自ら考える子を育てる
我が子がもう少し自分から進んで勉強してくれたら。。。多くの親御さんがこのような悩みをお持ちではないでしょうか。 学習の内容が難しくなり、分からないことが多く、つまずいたままズルズルと対策出来ずに成績は下降の一途を辿る、というのがよくありがちなパターンだと思います。 ただ、中にはたとえ難題にぶち当たってつまずいたとしても、自分の理解のどこに問題があるのかを分析し、やり方を自分で考えて解決していける能力を持った子供もいます。 このように自分自身のことに関して、客観的な視点から観察・分析を行い解決出来る能力を、心理学の用語で「メタ認知力」と言います。 ”メタ”には、”高次の”という意味があります。メタ認知とは自分自身の考え方、行動を客観的にとらえることをいいます。 あまり聞きなれない単語ですが、「メタ認知力」とは要するに、少し高い視点から俯瞰的に自 … [もっと読む...] about 自ら学び自ら考える子を育てる
先取り学習は必要?
皆さんは、先取り学習についてどのようにお考えでしょうか。 先取り学習とはお子さんの実際の年齢より上の学年の学習内容を予習することです。 先取り学習については、昔から是非が分かれており、強く推奨される方もいらっしゃれば、弊害を理由にやめるべきという意見もあります。 先取り学習を行うことは、学校での成績や受験に有利となるのでしょうか。 また、どのような弊害があり注意しなければならないのでしょうか。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 先取り学習の是非 こどもが低学年のころであれば、先取り学習は効果があります。それは親がちょっと見てあげれば教えられる内容であり、こどもも幼いうちは、親と一緒であれば比較的進んで取り組む傾向があるからです。 また、まわりのお友達よりも難しい内容に取り組んでいると … [もっと読む...] about 先取り学習は必要?
成績を上げるコツ
皆さんは、お子さんが今学習している内容や、その内容をどこまで理解できているかをご存知でしょうか。 きちんと把握されているご家庭も多いと思いますが、お子さんのテストの結果だけを見て、良ければ褒めてあげ、悪ければ「ちゃんと勉強しなさい!」と叱るだけ、というようなことはありませんか? こどもの学習に関しては、ある程度は自主性に任せて、表面的にはグッとこらえてあまり干渉しない方が良いのは事実ですが、まだ「主体的な学び」の境地に至っていないお子さんの場合はそうも言っていられません。 ベネッセホールディングスの調査結果によりますと、小学生の約40パーセント、中学生の約55パーセントが、「上手な勉強のやり方が分からない」と回答しているそうです。 中学生では、成績上位層の約30パーセント、成績下位層では75パーセントが「上手な勉強のやり方が分からない」と答 … [もっと読む...] about 成績を上げるコツ