• Skip to main content
  • Skip to secondary menu
  • Skip to primary sidebar
  • Skip to footer

まなびゼミ

  • 学習意欲
  • 学習環境
  • 親の接し方
  • 子供の特性
  • 動機付け
  • 学習習慣
現在の場所:ホーム / 学習方法 / 成績を上げるコツ

成績を上げるコツ


皆さんは、お子さんが今学習している内容や、その内容をどこまで理解できているかをご存知でしょうか。

きちんと把握されているご家庭も多いと思いますが、お子さんのテストの結果だけを見て、良ければ褒めてあげ、悪ければ「ちゃんと勉強しなさい!」と叱るだけ、というようなことはありませんか?

こどもの学習に関しては、ある程度は自主性に任せて、表面的にはグッとこらえてあまり干渉しない方が良いのは事実ですが、まだ「主体的な学び」の境地に至っていないお子さんの場合はそうも言っていられません。

ベネッセホールディングスの調査結果によりますと、小学生の約40パーセント、中学生の約55パーセントが、「上手な勉強のやり方が分からない」と回答しているそうです。

中学生では、成績上位層の約30パーセント、成績下位層では75パーセントが「上手な勉強のやり方が分からない」と答えています。

最近の学校での学習指導では、こどもが主体的に課題解決に取り組む「問題解決型」の授業が行われてはいますが、いわゆる受け身型の通常の座学の授業と比較すると、授業時間数が少ないこともあり、狙い通りの効果が出ているとは言えないのではないかと考えています。

こどもの「主体的に学ぶ力」を育むことが最も重要であることに変わりはありませんが、並行して目先の「成績を上げる」ということも考えていかなければなりません。

成績を上げるコツにはどのようなものがあるのでしょうか。

今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。

 

目次

  • 1 成績を上げるには家庭学習が必須
  • 2 まずは暗記科目から
  • 3 今回のまとめ
  • 4 参考文献

成績を上げるには家庭学習が必須

 

学校での授業内容をしっかりと理解でき、宿題もきっちりやっていればある程度の基礎は出来るようになるはずですが、更に成績を上げるためには家庭学習が必須です。

家庭学習は基本的には毎日やらなければなりません。しかし宿題だけをやって終わり、では足りません。

小学生では「学年×10分+10分」の家庭学習時間が推奨されています。例えば、小学4年生であれば、4×10分+10分=50分が目安ということです。

中学生では、宿題をやる時間も含めて90分から120分が目安です。

ただし、上記の時間を机の前に座って過ごすだけでは意味がありません。短い時間で効果的に成績を上げる方法とはどのようなものが考えられるでしょうか。

 

まずは暗記科目から

 

現時点で成績が振るわず、直ぐにでも成績を上げたいという場合には、効果的なやるべきことがあります。
それは、教科を絞って集中的にやる、ということです。

ただし、直ぐに効果を求めるのであれば、どの教科でも良いというわけではありません。成績を上げやすい科目というものがあります。

英語、算数・数学は「積み上げ科目」と言われており、継続的にそれまでの学習が理解できていない状態では、すぐには成績を上げることが難しい科目です。

それに対し、理科、社会は比較的定期テスト等での成績は上げ易いでしょう。これらは「暗記科目」であり、単元毎に独立していることが多いため、短期間での成績アップが期待できます。
英単語や、漢字の学習も同様の傾向があります。

まずは「暗記科目」で成績を上げ、こどもに自信を持たせることが重要でしょう。

具体的には、まずは教科書を何度も「音読」させましょう。黙読ではなく、音読することにより、脳がより活性化するという研究結果もあります。是非大きな声で音読させるようにしましょう。
また、その回数は多ければ多いほど効果があります。

そして、問題集は手あたり次第にやるのではなくて、学校から推奨されているものがあるのであれば、それを少なくとも3回やるようにしましょう。

2回目までは出来ればすべての問題を解き、3回目は2回目までに間違えた問題を復習するようにしましょう。

これで暗記科目の成績は必ず上げることが出来ます。

ただし、これらは所詮小手先のテクニックでしかありません。こどもが将来より良く生きていくには、もう少し根本的な「生きていくための力」を身につける必要があります。「問題解決能力」、や「主体的な学び」を養うことが重要です。テクニックだけに偏らないようにご注意ください。

 

今回のまとめ

 

いかがでしょうか。学校の授業を受け、宿題をやる程度ではなかなか思うように成績は上がらないものです。成績を上げるには家庭学習が非常に重要です。どんなことにも言えますが、ただ闇雲に時間を浪費することなく、短期的に成績を上げるコツがあるにはあります。学力を上げる本質ではありませんが、一つのテクニックとして紹介させていただきました。要点を以下にまとめます。

  1. 小学生の約40パーセント、中学生の約55パーセントが「上手な勉強のやり方が分からない」とアンケートに回答している。
  2. 学校の授業と宿題をやるだけでは、成績を上げるには学習が足りない。
  3. 家庭学習を毎日必ず行う習慣をつけることが大事。
  4. 直ぐにでも成績を上げたい場合には、まずは理科、社会等の「暗記科目」から手を付ける。
  5. 英語や、算数・数学のような「積み上げ科目」はそれまでの学習内容が理解できていないと、急に成績を上げることは難しい。毎日コツコツと取り組む必要がある。
  6. 「暗記科目」については、とにかく教科書を繰り返し読むことが大事。
  7. 問題集は多くの種類に手を出さず、一つのものを繰り返しやると効果的。

ご参考になさってください。

 

参考文献

ベネッセホールディングス:https://berd.benesse.jp/up_images/research/Survey-on-learning_201411191.pdf

ベネッセ教育情報サイト:http://benesse.jp/kyouiku/201512/20151210-3.html

ベネッセ教育情報サイト:http://benesse.jp/kosodate/201511/20151130-1.html

Reader Interactions

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

最初のサイドバー

最近の記事

こどもとの会話の必要性

以前は学校での出来事などをよく話してくれていたのに、最近はあまり話してくれなくなった。お子さんのこういった変化にお悩みのご家庭は多いと思います。 こど … 続きを読む... about こどもとの会話の必要性

勉強する理由

イソップ童話の「三人のレンガ職人」というお話をご存知でしょうか。 「なぜ勉強をしなければならないの?」という疑問をもつこども達は、まさにこのレンガ … 続きを読む... about 勉強する理由

家庭学習の習慣化

皆さんのお子さんは家庭学習はしっかり行えていますでしょうか。 「学校の宿題しかやらない」、「やっているように見えるが成績が伸びない」といったことはない … 続きを読む... about 家庭学習の習慣化

カテゴリー

  • 動機付け
  • 子供の特性
  • 学習意欲
  • 学習方法
  • 学習時間
  • 学習環境
  • 学習習慣
  • 教育費
  • 親の接し方
  • 身につけるべき力

Footer

最近の記事

  • こどもとの会話の必要性
  • 勉強する理由
  • 家庭学習の習慣化
  • 批判的思考(クリティカル・シンキング)のススメ
  • 学力に最も影響を与える要因

検索

タグ

こどもが興味のあること こどもの主体性 ゆとり教育 イライラしない 三世代世帯 中学受験 中学受験デメリット 中学受験メリット 主体的な学び 内発的動機づけ 勉強のやり方 勉強嫌い 動機付け 問題解決能力 地頭の良さ 地頭を鍛える 外発的動機づけ 学力の地域差 学力格差 学力格差問題 学外学習 学習意欲 学習意欲と学力 学習意欲の低下 学習意欲の国際比較 学習環境 家庭学習 家庭学習時間 後ろ向きな態度 教育格差 熟達目標 生きるための力 社会の変化 自ら机に向かう 自己肯定 自己肯定感 自己肯定感が低い 自立 親が勉強を教える 親の意欲 親の態度 親の接し方 言行一致 遂行目標 遊びの延長

Copyright © 2023 · まなびゼミ