皆さんのお子さんは、ご家庭でどの程度の時間勉強していますでしょうか。 ベネッセ教育総合研究所の調査によると、2015年の小中学生の家庭での学習時間の平均は、小学5年生、中学2年生いずれも90分程度だそうです。 どうでしょう、多いとお感じでしょうか。 … [もっと読む...] about 家庭学習の習慣づけと時間
「主体的な学び」のために出来ること
これからの社会は変化が激しく、求められる能力もそれに伴い速いスピード変化しています。そのような社会を生き抜いていくためには、単なる知識や手法の習得だけではなく、学ぶ意欲や主体性を育み、激しい変化に追従できる力を養うことが求められます。 こどもは幼い頃は何にでも興味を示し、もっと知ろうという意欲を見せてくれますが、小学校に入り学年が上がるにつれて、その意欲が低下していってしまいます。 文科省の学習指導要領は時代に即して定期的に見直されており、30年ほど前の改定から「社会の変化に対応する力」を強化することが取り上げられ、その後も「生きる力」の育成として「総合的な学習の時間」等が新設されてきました。 また、最近では、「アクティブ・ラーニング」というキーワードのもとに、学習過程の「質的改善」を狙った取り組みを行うよう改定されています。 … [もっと読む...] about 「主体的な学び」のために出来ること
こどもに自信をつけさせるためにあなたが出来ること
皆さんのお子さんは、自分から進んで学習をするタイプでしょうか。 自分で学習目標を決めて、学習計画をたて、その学習計画通りに実行し、問題があれば改善し、目標達成に向けて再調整しながら邁進する、このように学習を進めることが出来るこどもも中にはいます。 小学校の低学年ではさすがに上記のようなことを自分から行うことは難しいでしょうが、高学年や中学生では出来ることが望ましいです。 このように、自分が学習する一連の内容に主体的に関わって自ら調整する能力、すなわち「自ら学ぶ力」は養うことが出来るものでしょうか。 こども自身が持つ資質によるものでしょうか、それとも親から譲り受ける遺伝的な要素が関係しているのでしょうか。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 主体的な学習意欲 自分から学習しようとしないこと … [もっと読む...] about こどもに自信をつけさせるためにあなたが出来ること
問題解決能力を育くむには
学校でもご家庭でも、また仕事現場でも、常に大小さまざまな問題が発生します。人は常に発生する問題に対処しながら生きていくものだといっても過言ではありません。 社会人となってからは、指示を受けて作業を行うだけのような人間は必要なく、問題を解決できる能力、もっと言えば問題自体を定義し、それを解決できる人材が求められます。 問題解決とは、これまで対峙したことのない事柄に対し、未知の内容を自ら探求し、新たな知識として習得することともいえます。 このような「問題解決能力」はどのように育むことが出来るのでしょうか。 何か特殊な訓練が必要なのでしょうか。 また、学校教育ではどのようにこの能力向上に向けて取り組まれているのでしょうか。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 問題解決能力は「生きるための力」 … [もっと読む...] about 問題解決能力を育くむには
これからの時代に必要な能力
現代社会の変化のスピードはすさまじく、これまでの30年間と今後の30年間では、社会環境が変化する割合は、数倍、あるいは数十倍となるでしょう。 今の親の世代がこどもだった頃とは比較にならない程の速さで技術革新が進み、それに伴い社会が必要とする能力も変遷しています。 現在のこどもたちが社会人となって活躍する時代には、どのような能力が必要となるのでしょうか。 現在の学校教育ではどの程度このような変化に対応したカリキュラムが取り入れられているのでしょうか。 学歴が良いだけでは安泰な人生は保障されない、と言われるようになって久しいにもかかわらず、従来と変わらない受験競争もまだまだ健在です。 こどもたちの未来で必要となる能力を養うためにはどのような取り組みを行っていく必要があるのでしょうか。 今回はそのあたりに焦点をあてていきたいと思います。 & … [もっと読む...] about これからの時代に必要な能力